第二保育園園庭に置いている大型の人形を移動してみると、その後から蟻の集団がちりぢりに逃げていく様子を見て、職員も子ども達も「キャー」の声。よく見ると、蟻が、ダンゴ虫の幼虫と孵ったばかりのダンゴ虫の赤ちゃんを加えて蟻の巣へ運んでいたのです。
子どもたちは、ダンゴ虫が大好きで握りしめたり、つついたり、マイボックスに集めて楽しんでいますが、そこまでにこうした試練をかいくぐったものが、今子ども達の遊びの相手としているのですが。こうしてみると、それらダンゴ虫に対して、私は、よくここまで生き延びたねとリスペクトの気持ち一杯になりました。子ども達にこの気持ちを話しましたが、まだ難しいようですが、少なくとも、私達大人は、生きるって大変なんだな、今生きている全ての生命が偉大だと感じ、その思いを態度で表現することが大切なんだなと。それが子どもに感じてもらえればと、いえ、感じ取っていくとおもいます。